MG 1/100 フリーダムガンダム Ver.2.0[シルバーコーティング]を、素組みでレビューします。『機動戦士ガンダムSEED』のキラ・ヤマトの愛機を、洗練されたVer.2.0設計をもとに、ガンダムベース限定でシルバーメッキ仕様にした特別キットです。銀色の装甲が光を受けて陰影を際立たせ、シンプルなポーズでも高級感と存在感を放ちます。組み立ては約6〜7時間、難易度は★★★★☆。一方で、メッキゆえゲート跡が目立つ点、指紋や埃が付きやすい点、はめ込みが固く力加減に苦労する点など、メッキキットならではの注意点も具体的に共有します。
1. はじめに ― シルバーコーティングのフリーダム
『機動戦士ガンダムSEED』に登場する万能型モビルスーツ「フリーダムガンダム」。キラ・ヤマトの愛機として、空中戦を主戦場に圧倒的な性能を誇った機体です。今回は、そのフリーダムが洗練された「MG Ver.2.0」設計をもとに、ガンダムベース限定のシルバーコーティング仕様として登場したキットをレビューします。
銀色の装甲が光を受けて陰影を際立たせ、シンプルなポーズでも高級感と存在感を放つのが本キットの魅力。通常版とはまったく違う輝きをまとった特別仕様です。特別感のあるガンプラを探している方、フリーダムファンにぜひおすすめしたい一品です。



2. 商品情報
- 商品名:MG 1/100 フリーダムガンダム Ver.2.0[シルバーコーティング]
- 作品:機動戦士ガンダムSEED
- スケール:1/100(マスターグレード)
- 販売形態:ガンダムベース限定
- 発売:2017年
- 価格:11,000円(税込)
- メーカー:BANDAI SPIRITS
ガンダムベース限定の特別仕様で、価格は11,000円とMGの中でも高価格帯。そのぶん、素組みでも圧倒的な存在感を放つ“飾って映える”キットです。


3. パッケージ・キット構成
構成はシルバーメッキ外装・ダークグレー・内部フレームの成形色ランナーに、ポリキャップランナー1枚、ホイルシールとマーキングシール各1枚、フルカラー解説つきの組み立て説明書1冊という内容です。Ver.2.0のスマートなプロポーションにシルバーメッキの相性は抜群で、ランナーを広げた段階から特別感があります。



4. 組み立て ― 素組み約6〜7時間、つまずきやすいポイント
難易度は5段階で★★★★☆、組み立て時間は約6〜7時間とMGらしい歯ごたえ。Ver.2.0の設計自体は組みやすいのですが、シルバーコーティングならではの注意点がいくつかありました。
- メッキゆえゲート跡が目立つ:メッキパーツはゲート跡が目立ちやすく、しかも塗装でごまかしにくいので、ゲート処理には特に気を遣いました。ニッパーで二度切りし、ゲート位置を見ながら慎重に処理すると見栄えが大きく変わります。
- 指紋・埃が付きやすい:鏡面に近いメッキ表面は指紋や埃が目立ちます。組みながらクロスで拭きつつ作業すると、完成後の美しさが保てます。
- はめ込みが固く、力加減に苦労する:シルバーコーティングパーツは厚みがあり、一部はめ込みが固めです。メッキを傷つけないよう、力をかける箇所は少しずつ慎重に押し込みました。
- メッキは擦れに弱い:これはメッキキット全般に言える点ですが、摩擦や擦れでメッキが剥がれやすいため、組み立て時はヤスリ掛けを避け、慎重に扱うのがおすすめです。
組み立て時間こそかかりますが、メッキを“傷つけない・汚さない”ことを意識して進めると、完成後の輝きが格別なものになります。
5. 素組みレビュー ― 光を受けて映えるメタリック
完成すると、素組み状態でも圧倒的な存在感を放つのがシルバーコーティング版の魅力です。光源によってメタリック感が変化し、正面からも背面からも立体的な情報量を感じられます。Ver.2.0のスマートなプロポーションとシルバーメッキの相性は抜群で、飾るだけで映えるキットに仕上がります。
可動も優秀で、肩や腰の可動が広く、ハイマットフルバーストのポーズも自然に決まります。翼の可動ギミックを使えば、迫力あるシルエットも再現可能。メッキの陰影が動きに合わせて表情を変えるため、ポーズを決めるたびに違った輝きを見せてくれます。
細部はシール補完もありますが、メッキとダークグレーの成形色だけで大部分が再現され、素組みでも十分に高い完成度。まさに“組んで良し、飾って良し”の特別仕様です。




6. シリーズ内での位置づけ ― 他キットとの比較
- 通常版フリーダムVer.2.0との比較:通常版が成形色で劇中どおりの色味を楽しめるのに対し、シルバーコーティングは銀一色のメタリックで“別物の高級感”を放ちます。同じVer.2.0設計でも、メッキというだけで存在感が一段上がります。
- 他のメッキ・コーティング系との比較:ガンダムベース限定などで展開されるコーティング系キットは、飾ったときの映え方が魅力。フリーダムのスマートなシルエットはメッキとの相性が特に良く、コーティング系の中でも見栄えのする一体です。
- ハイマットフルバーストの映え:全武装を展開したハイマットフルバーストのポーズは、メッキの輝きと相まって迫力満点。飾る前提なら、このポーズを狙うのがおすすめです。
7. きれいに仕上げるためのワンポイント
今回は素組みですが、メッキを活かすためのひと手間を挙げておきます(一般的な仕上げのおすすめです)。
- ゲート処理:メッキはゲート跡が目立つので、二度切りし、ゲート位置を目立たない向きで処理すると見栄えが上がります。
- スミ入れは慎重に:メッキ面のスミ入れははみ出すと拭き取りにくいので、専用ペンで少しずつ入れると安心です。
- 取り扱い:指紋・埃が目立つので、手袋やクロスを使いながら組むと美しさを保てます。
- 保管:擦れに弱いので、飾る際はパーツ同士が擦れない配置にすると、輝きが長持ちします。
8. 購入前に確認したいこと
- ガンダムベース限定商品のため、再販は不定期。入手難度はやや高めで、相場の変動も大きい点に注意です。
- 中古はAmazon・楽天・駿河屋・ヤフオク・メルカリ等で取扱いがありますが、プレ値化しやすいので価格はよく確認を。
- メッキは擦れ・指紋に弱いので、組み立て・展示ともに丁寧な扱いが前提になります。
- 約6〜7時間とMGらしいボリュームなので、まとまった時間を取れる方向きです。
9. Good & More
Good
- 銀色のメタリックコーティングが美しく、陰影が強調されることで高級感抜群。
- Ver.2.0特有の広い可動域と安定したプロポーション。
- ハイマットフルバーストや翼展開など、シルエットを最大限に活かせるギミック搭載。
- 素組みでも展示映えする高い完成度。
More(気になった点)
- メッキ処理のためゲート跡が目立ちやすい。
- 指紋や埃が付きやすく、取り扱いに注意が必要。
- 部品のはめ込みが固く、力加減に気を遣う。擦れでメッキが剥がれやすいので慎重な扱いが前提。限定販売のため入手難度が高い。
10. スコア
総合評価:★★★★☆
ひとこと:「Ver.2.0の優秀な設計に銀色のメタリックコーティングが映え、素組みでも圧倒的な存在感を放つ特別仕様。広い可動とハイマットフルバーストの迫力も健在で、飾って映える一体です。一方でメッキゆえのゲート跡の目立ちやすさや、指紋・擦れへの弱さ、固いはめ込みなど、丁寧な扱いが求められる点は理解して臨みたいところです。」
11. まとめ
MG 1/100 フリーダムガンダム Ver.2.0[シルバーコーティング]は、C.E.を代表するフリーダムガンダムが銀色の装甲をまとい、Ver.2.0の優秀な設計とメタリックコーティングの魅力を融合させた特別仕様です。メッキゆえのゲート跡や指紋・擦れへの弱さ、固いはめ込みといった注意点はありますが、丁寧に組み上げたときの輝きと存在感は格別。組んで良し、飾って良しの“特別感あふれる逸品”に仕上がっています。通常版フリーダムとはまた違った輝きを放つこのキット、フリーダムファンやメタリック仕上げのガンプラを探している方にぜひおすすめです。

