1. はじめに
今回は『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』に登場する主力MS・MAをSD化した「BB戦士 0083 STARDUST MEMORYセット」をレビューします。
本商品は、BB戦士 No.193 GP-01Fb、No.202 ガンダムGP02A、No.207 ガンダムGP03D、No.224 ノイエ・ジールの4体を1セットにまとめた特別仕様で、OVA『0083』の世界観を手のひらサイズで再現できる内容となっています。それぞれの機体は個別発売されていたものをそのまま再録しており、当時のBB戦士らしいシンプルな構造ながら、個性的なフォルムや武装、ギミックがしっかりと再現されています。このセットが気になっている方や、SDガンダム・0083ファンの方の参考になれば嬉しいです!
本記事では、No.207 ガンダムGP03D、No.224 ノイエ・ジールの2体をレビューしていきます。


2. 商品情報
商品名 | BB戦士 機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORYセット |
スケール | 非スケール仕様(SD仕様) |
シリーズ | SDガンダム G GENERATION |
発売日(@ japan) | 2025/01/11 |
価格(JPY) | 4,510(tax included) |

3. パッケージ情報
このキットには、以下のものが含まれています。
成形色ランナー | 6枚 |
ポリキャップランナー | 2枚 |
シール | 4枚 |
組み立て説明書 | 4冊 |




4. 組み立て
難易度 | ★★☆☆☆ |
組み立てにかかる時間 | 1体あたり30分。4体で3時間程度。 |
※注意点※ | 4つのセットなのでボリュームがあります。 |






5. 素組み
両機体とも、ボリューム感のあるシルエットと一色成形の重厚なカラーが特徴的。ノイエ・ジールは、SDサイズながら、広がるスカート部と大型のアームユニットが存在感を際立たせており、印象的なディスプレイが可能。ガンダムGP03Dは、大型ユニットを背負った重量感あるシルエットが目を引く構成。白一色の成形色ながらも、緻密なモールドや情報量の多い造形によって、塗装なしでもディテールが際立ち、存在感ある仕上がりとなっています。
デザイン、プロポーション | ノイエ・ジールは、全体に丸みを帯びた装甲と左右対称の大型アームが印象的で、重量感と威圧感のあるフォルムが特徴。一方でガンダムGP03Dは、背部ユニットを中心に縦のボリュームが際立ち、SDながらも力強さと存在感を両立したプロポーションに仕上がっている。 |
可動範囲 | ノイエ・ジールはアーム部の開閉にわずかな可動がある程度で、全体的にポーズの自由度は低め。対してGP03Dは、腕と脚に簡易的な可動ギミックが備わっており、武器の構えや若干の表情付けが可能。どちらも可動よりディスプレイ重視の設計となっている。 |
色分け | ノイエ・ジールは成形色1色のシンプルな構成で、造形とモールドで情報量を補っている。塗装前提ながらも仕上がりに説得力がある。ガンダムGP03Dは白を基調に、胸部やフェイスに青・赤・黄色が施された4色構成となっており、素組みでもヒロイックなカラーリングが映える完成度となっている。 |






6. Good & More
【🙆♀️ Good 🙆♂️】
・ SDながら圧倒的なボリューム感で単体でも存在感抜群のディスプレイが可能。
・ ノイエ・ジールの左右対称アームやGP03Dの大型ユニットなど、
シルエットの再現度が非常に高い。
・ 成形色の制限を感じさせないモールドの密度と造形の情報量。
【💁♀️ More 💁♂️】
・ 色分けはシンプルで、特にノイエ・ジールは塗装前提の構成。
・ 可動は最小限で、ポージングの自由度はかなり制限される。
・ 設計は90年代の基準のままで、現代キットと比べると可動・構造ともに
やや古さを感じる部分も。
7. 追加情報
購入場所 | 各オンラインストア |
購入方法 | 通販もしくは店頭 |
8. まとめ
以上、「BB戦士 機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORYセット」のレビューでした。
GP01Fb、GP02A、GP03D、ノイエ・ジールの内、No.207 ガンダムGP03D、No.224 ノイエ・ジールの2体を扱いました。0083を象徴する4機が一度に揃うこのセットは、コレクション性が高く、SDファンや作品ファンにはたまらない内容になっています。組み立てやすさと愛嬌のある造形はBB戦士ならではで、子どもから大人まで楽しめる点も魅力。彩色や仕上げでこだわる余地もあるため、初心者にもベテランにもおすすめできます。